小学生だか中学生の頃読んだ谷川史子の長崎くんちが出てくる漫画の台詞「ばってん…好いとお…」を読んで以来、九州弁に弱いpelineです。
ということで
小倉弁萌えー!いつきさんの文章は妙に読んでいて自分のリズムに合うので今回はあらすじを見ずに作家買い(挿絵の北畠さんも好きなので)だったのですが、舞台がパチンコ屋、しかもちょっと怖いイメージの北九州。
「うわあ…出張で行ったことあるけど北九州ってなんか独特の怖さがあったよなあ」と思ったら作者さんの出身地でしたか。いつきさん並びに北九州の皆様ごめんなさい m(_”_)m
正直受の主人公の優也には「流されすぎだろ!っつかそれは生徒達に無責任すぎるよ!…うわあ、しかもそんな小学生みたいな騙され方しないでえええええっ!」と軽くイライラもしますが(笑)、崖っぷちに追い込まれると必死かつ毅然としていて好感。
まあ、でもどれも攻の飛良絡みでしたね…強姦とかやくざとか昔の縁とか。愛の力ってヤツか。
その攻の飛良がカッコよくてね! それが前述の小倉弁なんですが!
男前だけど強面の幕末志士風の兄さんが「好いちょう」って、もう、ね!!!
いや、小倉弁以外にもステキなところはあったんですけど、すごく小倉弁がこの飛良に合っていて、イキイキとした彼のキャラに引き出されるように小倉の町のイメージも浮かんできて良かった。方言って舞台になっている土地のイメージが湧きやすいですよね。
私は方言で独特のリズムが生まれるのも好きなので楽しかったです(小倉弁はよく知らなかったけど博多弁、大分弁あたりは少し馴染みがありますし。長崎弁はどちらかと言うと博多弁に近いのかな〜?)。
いつきさんは良くも悪くもエロシーンがあんまりエロっぽくない人なので(いつもエロさより登場人物の必死さの方が伝わって来るんだよな。そういう意味では上手いのかもしれませんが)北畠さんの線が綺麗で品のある体温の低い挿絵では大人しくなりすぎてしまうのではないかと思っていたのですが、着衣の色気にやられました(笑)。
最後の挿絵(優也の健気さとかエピソード自体も萌えたけど)艶っぽくて綺麗でお気に入り。